【雑誌掲載】 月刊ショパン2016年3月号
記念すべきこの号では、カラー見開き2ページで、
ここ最近での代表作と言える事例を掲載していただきました。
誌面のキャッチコピーは「ロマン派時代の親密なサロンを再現」。
室内楽などのサロンコンサートができる30帖ほどのホールを木造住宅の建て替え時に造りました。1階には以前、当社で造ったピアノレッスン室があり、それをそのまま残して、他は住居部分も含めすべて建て替え、という大工事を敢行。
重厚でクラシカルなデザイン。ロマン派時代のヨーロッパの室内空間を彷彿とさせるインテリアで、仲間と一緒にい気楽に演奏をする、親密な音楽サロンとなりました。お客様はピアニストですが、大好きな弦楽器とのアンサンブルをこのサロンで行うことが念願だったそうです。
ひな壇状の客席には、50人は着席できます。
アンティークのシャンデリアが吊られた天井はわずかに湾曲しており、一番高いところは4.1mもの天井高さがあります。
建築の技術上、法規上のハードルが非常に高い案件でしたが、お客様とは工事が始まってからも何度も現場で話し合い、一緒になって「作品」を作り上げたという感慨深い思いがあります。
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