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2015年12月 5日 (土)

【雑誌掲載】 サラサーテ2015年2月号

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サラサーテとは、ショパン同様長く愛されている弦楽器専門誌です。
今回のテーマは「ヨーロッパの空間の音作り~音を作る仕事という共通点~」

魅力的な音作りについて、イタリア・クレモナで活躍する著名な弦楽器製作家の
松下敏幸氏にお話を伺いました。


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以下、松下氏のお話を抜粋し、掲載します。

「私はクレモナを拠点に楽器の製作を行っています。ご存知のとおり、
クレモナはヴァイオリンをはじめとする弦楽器の銘器が生まれた場所です。
これは私の仮説ですが、楽器の生まれる条件として、クレモナは宗教的にも
重要な地であったことが大きな要因だったのではないかと考えています。
信者が増えると共に教会建築も巨大化し、その中で人間の声では表せない
神的なものを表現したいという欲求が生じました。
これが楽器を生み出すきっかけとなりました。
作曲家がイメージした音や音域をもつ楽器を、職人が創意工夫して作り上げる。
つまり"楽器ありき"ではなく、最初から楽器のプロポーションが考えられていた
ということです。

私は楽器作りをする際に、楽器の中にホールをつくるイメージを持っています。
楽器作りには職人の技だけではなく、こうしたイメージを持つことが大切と
考えています。
音楽室づくりにおいても、音のイメージを大切にして、楽器の生まれた環境・
空間の再現を追求することはとても重要なことなのではないでしょうか。

その他、楽器作りの上での素材の大切さなど、音楽室づくりとも結びつくお話を
松下氏は語って下さいました。

私たちも、楽器製作者のように気持ちを込めて一つ一つの音楽室をつくり上げることを
目標に日々取り組んでいます。

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