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2015年12月21日 (月)

【雑誌掲載】 サラサーテ2015年10月号

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今回のお部屋は、戸建住宅購入を機にリフォームした、
題して「ステージのように床が鳴るコントラバスの部屋」

オーナー様はコントラバス奏者であり、弊社のことは
以前からサラサーテの記事を読んでご存知だったそうです。


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以前はマンションに住んでいたオーナー様が引っ越した先は、
住宅密集地に建つ3階建ての住宅。
三方が隣家に囲まれており、最も近いところでは40cmしか
離れていないという、音楽を演奏するにはとても不利な状況でした。

そこで、最も隣地と近接している側の窓は壁で塞ぎ、
もう一方の引違い窓は内側に二重ガラスを入れることで、
遮音上不利である開口部の遮音強化を行いました。

その結果、外部に対してD'-55等級(ほとんど聞こえない程度)の
性能を得ることができました!


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もともと引違い窓だったものを半分は壁に、
もう半分はFIX窓(はめ殺しの窓)にリフォームしました。


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「思いきり弾いても全くと言っていいほど、外に漏れません!
友人のコントラバス奏者に頼んで部屋で弾いてもらったのですが、
家の中でも、上階では音楽室からの音はほぼ聞こえてきませんでした」

と満足を実感されているオーナー様。

また、何より驚いたのは、部屋に豊かな響きがあること。

「部屋が出来上がって弾いた時、まるでコンサートホールの
ステージのように、床が鳴ることに驚いたんです。
『足にズンズンくる』というのは低音弦楽器奏者への褒め言葉の
ひとつなのですが、まさにそれがこの部屋で実現していますね」

これは、二重構造化した重い床・壁・天井が低音の音漏れを防ぎ、
音の反射をクリアにしているからこそ実現できた空間といえます。

「もちろん部屋全体の響きも豊かなので、無理せずに楽器が鳴りますね。
小さな音を美しく演奏する練習にも良いですし、思いきり速く弾いても音が混濁しません。
自然に響くので、力の入れ過ぎで音を割ってしまうことがなくなりました」

部屋の響きも良く、外からの雑音も入らないので、
「宅録」も検討しているオーナー様。
さっそくマイクなどの機材も揃え始めているとのことです。

これから更に新たな音楽生活が広がるといいですね!

 

詳細にご興味のある方は、ぜひバックナンバーをご参照ください。

 

◆関連リンク
サラサーテ2015年10月号 公式ページ

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