【雑誌掲載】 月刊ショパン2015年5月号
今回ご紹介するのは、月刊ショパン2015年5月号です。
これまでチョコチョコと更新してきましたが、
来週はよりパワフルに更新していきますのでよろしくお願いします!
テーマは「ベーゼンが豊かに響くコンサートサロン」。
素晴らしい音色をもった1930年製ベーゼンドルファーに出会い、
演奏環境をつくるため住宅新築を決められたオーナー様。
「響きの設計には部屋のプロポーションが重要」と伝えましたら、
ピアノ室のプロポーションを優先し、他の部屋の間取りを
変えてしまったほど響きに強いこだわりを持っていらっしゃいました。
完成後、実際にピアノを弾いた際には、
「弱い音の残響がふわっと香る感じでコンサートホールのようですね」
というご感想をいただきました。
日中はお忙しく、早くても夜10時頃からピアノを弾いているそうですが、
十分な遮音性能を確保しているので、近隣の方からは苦情が全くこないそうです。
時間を気にすることなく、そのうえ心地よい響きのピアノ室に、
お招きした共演者の方々からは
「まるで天国ですね」と言われたそうです。
オーナー様ご自身も、
「10分だけ弾くつもりが、気がつくと長時間経っています」
とお話ししてくれました。
サロンコンサートや共演者とのリハーサルとしても使えるよう、
14帖の広さをとりました。
コンサートサロンとして命名されたのは、
〝Les ailes(レ・ゼール)〟
フランス語で「翼」を意味します。
由来は、最初に音を出した時の豊かな響きが、
「まるで自分の音に翼が生えたかのように感じた」からだそうです。
その他にも、ぶっつけ本番の合奏を取り入れたオープンピアノ室、
施工に携わった社員・職人さん達をお招き頂いたオープニングコンサートの
レポートも別途掲載していますので、ぜひご覧ください!
◆関連リンク
オープンピアノ室レポート
オープニングコンサートレポート
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