オープニングコンサート@Les ailes(レ・ゼール)
昨年末完成したピアノ室にて、オープニングコンサートが行われ防音工事に携わった弊社スタッフや施工した大工、現場監督も含めてご招待頂きました。
2月にオープンピアノ室を開催したお部屋ですが、その頃から、実際に施工して下さった大工さんや現場監督さんにも感謝を伝えたく、その場としてコンサートを開催したいというお話を頂いていました。
当日は弊社関係者、住宅施工を担当した営業・設計の方やご近所の方も含め約15名が集まったサロンコンサートとなり、オーナーの伊藤様以外にも、弊社社員の小林、声楽家の堀江見悟さんも参加する三部構成で行われました。
終演後は軽食をご用意頂き色々なお話をさせて頂きましたが、その中に今回伊藤様がお招き頂いた真意を伺うことができました。
伊藤様の言葉を引用させて頂くと・・・
お家を造る過程で、携わって下さる皆様は当然ながら、完成したあとは納品ですから自分の手掛けた「作品」が気になっても見ることも、遊びに行くこともできません。
大工さんに至っては朝早くに来て、夕方の時間までひたすら孤独に作業を続けてそれが何ヶ月も続くと、また次の現場に行きます。
今の場所がどうなるのか何に使われるのかも、知らないまま猛暑や極寒の中、黙々と作業される姿を建築中に行って垣間見て、お話したりして携わってくれた人達がそこで、自分の「仕事」の成果を再確認するそんな機会が作れないかなと思いました。
そのお言葉の通り、現場で仕事をする人間にとっては、出来上がった部屋でどんな音が響いていて、どれだけ伊藤様が気に入って使っているかを実際に見て聴いて感じることができる貴重な機会でした。
当日参加したスタッフも改めて自分達の仕事に誇りを持ち、良いものを造って満足して頂くという仕事の原点を思い起こした一日となりました。
最後に出演者・参加スタッフで記念撮影しました。
この日がオープニングコンサートとなった自宅サロンの名前は「Les ailes(レ・ゼール)」に決まったそうです。
最初に音を出した時の豊かな響きが、まるで自分の音に翼が生えたかのように感じたことに由来しているそうです。
大切なサロンの名前の由来に音を選んで頂いたことは、防音音響工事に携わる者としては非常に嬉しいことです。
伊藤様のブログにも当日の様子等が載っておりますので、こちらも是非ご覧ください。
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