間接照明の効用・・・・・1
防音工事とは直接関係ありませんが、インテリアデザインの手法についてご紹介します。
間接照明は、天井に反射させた光が部屋全体に拡がって、
普通の照明とは違ったフワッとやわらかい明かりが得られます。
照明器具も見えず、洗練された印象になるためちょっとした高級感も演出できます。
一般的には、壁の上部などに棚のようなものを造り込み、
そこに蛍光灯を仕込むというのが多いですが、このようなタイプは
「間接照明のためのデザイン」という感じになりがちです。
あたかも間接照明を付けることが目的であるかのように。
当社では、もうひとひねり、ふたひねり加えた提案をすることが多いです。
よく、マンションの個室ふた部屋をつなげて、ひとつの大きなピアノ室にすることがあります。
このとき、ふた部屋の間に梁が通っていた場合、ひと部屋にしたときに
天井の中央に梁型が出っ張り、とても不格好になってしまいます。
そこで間接照明の出番です。
梁型の両サイドに間接照明を造り込むことで
梁型の存在感を希薄にすることができます。
さらに、間接照明の下部にスリットを設けて、間接光だけでなく、
スリットからの直接光を得ることで、より高い照度を確保しています。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント