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2013年6月

2013年6月28日 (金)

アコースティックエンジニアリング(アコースティックデザインシステム)という会社はどんな会社なの?


アコースティックエンジニアリング(
アコースティックデザインシステム)
という会社はどんな会社なの?

1

音響建築の専門会社としてスタートしましたが、DNAとしては建築設計事務所を受け継いでいます。音楽設計技術は常にクライアントとの対話を重視しながら現場実践を通して常に進化させています。それは防音工事における遮音技術の進化に留まることなく、室内音響(響き)の分野においても積極的に提案を行っております。類似の会社との違いは、一言でいえば防音工事会社というよりも,音、音楽に強い建築設計デザイン会社というように考えて下さい。

 
1978年、住宅・マンションなどの住宅関連の建築設計事務所((株)鈴木やすゆき建築設計事務所)を母体に設立しました。 
    
For Your Better Music Life
 
をモットーに音楽家・音楽愛好者・音楽制作者のための音響建築会社です。
気兼ねなく音楽を快適にできる音響建築で音楽家に貢献すること。それは音楽家のライフスタイルの一部を提案・実現することにほかなりません。
For Your Better Music Lifeは、創業の精神であり、企業ポリシーなのであります。

  
「ドアを締めればフォルテの世界」

「音楽室という名の楽器づくり」
 

が具体的に企業活動の大方針になります。前者は、都市住宅空間にあって気兼ねなく音楽ができる空間づくりであり、後者は、音楽する空間として楽器をつくるように美しく自然な音響空間をつくるということであり、同時に空間そのものも美しく造るということです。

創業以来30数年になりますが、以上3つの概念は変わることなく常に技術デザインを研究・進化させながら今日に至っています。
 

現在、求人募集しています

(1) JWW設計図作成者・インテリアコーディネーター。

建築の専門学校を出られた方(卒業予定)及び住宅関連会社で住宅設計及びアシスタントの就業経験がある方

(2) 建築設計・営業の補助事務及びWEB関連の更新作業など

上記関連の学校の新卒者・住宅関連会社で経験のある方。

(3) 建築設計技術者 (次世代幹部養成をするのが目的です。)

音楽やオーディオが好きで建築専門の大学及び専門学校卒・あるいは卒業見込みの方。
建築設計業務経験者は建築士有資格者
  
 音、音楽の好きな新卒のかた歓迎いたします。 

※2013
8月末日まで募集しています。

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2013年6月26日 (水)

音楽室の窓について・・・・・4

音楽室の窓は『音楽的窓?』であるべきだ。
 
またもや窓にまつわる話です。
ただし今回は屋外に面してつける窓ではなく、屋内に面して付ける例を紹介します。
 
ときどき、防音室の出入口となる防音ドアに窓が欲しいと言われることがあります。
理由は色々あって、例えばレッスンに来た生徒さんの姿に気が付きたいとか、
防音室の中で練習している子供の様子を見たいとか、
狭い部屋にこもるという感覚をできる限り払拭したい、
廊下が暗くなるのを避けたい、などなど・・・。
しかし防音ドアに窓を付けるとたいていは細長いスリット窓になってしまい、
上記のような要求を満たすには不十分な場合が多いです。
 
そこで当社では、防音ドアそのものに窓を付けるという発想を転換して、
防音ドアの横の壁にガラスをはめこむという提案をよく行っています。
 
Window31_3
 
上の写真は、防音ドアと同じ高さのガラス窓を開けてすっきりしたデザインにまとめました。
 
さらにひと工夫を凝らしたのが下の写真です。
窓枠の両側にダボ穴を仕込んでガラス製の棚板をしつらえました。
飾り棚としても機能するという、防音壁の厚さを逆手にとった例です。
 
Windowandshelf_3
  
防音工事にまつわる窓ひとつとっても、色んな工夫を凝らすことができるのです。

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2013年6月24日 (月)

やりがいのある仕事、感謝される仕事・・・・・・①

建築業界の片隅に身をおく当社にも、アベノミクスの景気回復?なのか、あるいは消費増税の駆け込み需要の影響なのか,昨年末からの問い合わせが多くなってきている。

景気が良くなるのは歓迎だが,当社のような会社は製造業や小売業のように簡単に受注を増やすことが出来ないので,受注見込み物件をかかえて頭をかかえることになる。

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それでなくても慢性人手不足を3,4年前から続けているので,
ありがた迷惑にも思えてくる。社員スタッフ,それから職人さんなど社外協力業者さんのガンバリには本当に感謝したい。

とはいっても過酷労働に甘え続けることは許されることではないので、人材はすこしづつ増えている。新卒の人もいれば中途採用の人もいる。

当社の業務内容は音楽家、音楽関係者をクライアントとする音響内装が主であるが、具体的な日常作業は建築設計作業であり建築現場管理作業である。

防音工事業者さんとゼネコンや住宅メーカーや設計事務所の人たちから呼ばれることもあるが、れっきとした建築屋なのである。設計スタッフ、現場管理スタッフの多くは一級建築士をはじめとする有資格者である。

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中途採用の人はもちろん建築住宅業界に身をおいていたひとになる
中途採用の新人社員いわく、先日研修を兼ねた引き渡し現場で、クライアントが本当に喜んで感謝の意を表してくれる・・・・・・長年住宅業界にいたがこんな引渡し場面に遭遇したのははじめてです。・・とのこと。

仕事の内容がクライアントにとっては長年の夢の延長上にあるようなことだから、当たり前のことかもしれないし、ベテラン社員にとっては嬉しいことには違いないが、いつものことでもあるのだ。でも仕事で心底感謝されるというのは本当にウレシイし、やりがいのある仕事でよかったといつも思う。

次回に引渡し後数週間、数ヶ月後のクライアント感謝メールをいくつか紹介しよう。大阪スタッフのからの上司への転送メールである。

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2013年6月17日 (月)

これからのレッスンルーム・ピアノ教室 アプローチ③

レッスンルームの別アプローチ・専用玄関について
  
この例は西側敷地にレッスンルームを増築・防音工事した例です。
右側が増築部分で新しい玄関を設けました(北道路から見てます。)
増築部分は新しくなるのでどうしても旧母屋部分とは見栄えの違いが生じてしまう。
外壁を母屋も含めて、同じ材質・色で全部統一して工事することもあるが、このようにあえて別デザインにしてしまった方が結果的にはよい場合が多くお勧めである。
  
061401
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2013年6月14日 (金)

これからのレッスンルーム・ピアノ教室 アプローチ②

レッスンルーム別アプローチ・専用玄関
Snoni_2

この場合は離れ増築防音工事の場合である。
玄関は別玄関になるのは自然のなりゆきであるが、母屋のアプローチ、駐車スペースとの関係はうまくデザインする必要がある。
チョットした敷石や樹木にも気を使ってる例である。

Snoni_1

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2013年6月12日 (水)

これからのレッスンルーム・ピアノ教室 アプローチ①

戸建て住宅でのレッスンルームでは、条件が許せば玄関入口を別にするケースが多くなってきている。

離れピアノ室・レッスンルームの場合は自然にそのようなケースになるのだが、新築住宅計画時でもあえて玄関を別にする場合もある。
また増築防音工事、既存リフォーム防音工事であってもあえて別アプローチ・玄関を計画するような事例もある。
おいおいいろいろな例を紹介する予定である。
  
1 この例は増築ピアノレッスンルームの場合である。
駐車スペース2台の脇に階段を設けてアプローチする。
右側が母屋の玄関、左側が増築部分・玄関である。ちなみに母屋の玄関ドア・ドア回りのリニューアル工事も同時に行っている。
やはり、プライベートエリアと完全に分離した方が良いという考えである。
門扉からのレッスンルームへのインターホン、母屋とのインターホンは必需になる。
  
  
  
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2013年6月 8日 (土)

音楽室の窓について・・・・・3

 楽室の窓『音楽的窓?』であるべきだ。

最近完成のピアノレッスン教室リフォーム防音工事例から、引き続き窓の話。
工事する前は下の写真のように比較的小さな型ガラス(くもりガラス)の窓だった。
この窓の向こうは道路で、住宅街だが適度の人通りがあって
向かいには外観の美しい公民館が建っており、なかなか雰囲気のよい街並みだ。
しかし、このままでは閉鎖的でいたって愛想のない窓である。
1before

今回の用途は音楽教室。この近所でも生徒を募集するから
ある程度、通りから中の様子が見えた方がよい。
かつ中から雰囲気のよい街並みを眺めたいから開放感も欲しい。
そこで、思い切ってこの窓をはずし、大きな窓に取り替えて見通しを良くした。
防音室としての性能を確保しつつ、建築的な要求にも合致した実例である。
この後、デザインを吟味して選んだオーダーカーテンが付く予定になっている。
3after
とかく防音工事というと無味乾燥な窓、防音窓にしました・・・・・といった無粋な
窓になるケースがあるようだが、
密閉性の高い空間であればこそ、条件の許す限り、窓にはこだわりたいものだ。2after_2
カーテンがつくともっと素敵な窓になるに違いない。

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