増築でつくるピアノ室
少し前の話になりますが、4月に完成した、増築で作ったピアノ室のご紹介をさせていただきます。
施主のKさんは、奥さんがピアノレスナーで、旦那さんとお子様もピアノを弾かれるピアノ一家。
奥さんのピアノ教室の生徒数が増えてきて、家族の弾く時間が無くなって来たので、
増築してピアノ防音室を作ることにしました。
写真ではやや分かりづらいですが、自動車駐車スペースの後ろに、少し敷地に余裕があります。
建蔽率・容積率・壁面後退等、建築法規上も6帖程度の増築なら問題ありませんでした。
工事の様子です。
掘削→砕石敷き→基礎配筋と進みます。
法的検査はありませんが、鉄筋の本数など、きっちり自主検査を行い工事を進めます。
そして、基礎コンクリートの打設後、上棟→防水→断熱工事と進みます。
補強金物、釘の間隔、断熱材など、きっちりチェックして工事を進めます。
そして、完成。
遮音性能は外部に対して、一番弱点の窓部分でD'-55等級で、
夜間演奏も特に問題が無いそうです。
数ヶ月経ってからの、Kさんの感想です。
「音の響きがホールで演奏する時のようで、まろやかに深いです。
繊細なタッチの差に応えてくれるので、
美しい音色を無理なく求めることができるようになりました。」
当社の防音室は、クセの無い素直な響きを心がけていますので、
微妙なタッチの違いなど、より高度な練習が可能になります。
ちなみに、これは広島県での物件です。
遠隔地でも、信頼できる協力会社とタッグを組んで、
このような工事は可能です。
Kさんのピアノライフが充実しますように。
取材協力ありがとうございました。
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