6月2日 千葉県浦安市第3回OPEN-STUDIO
第3回のOpen Studioは千葉県浦安市の石川さん(スタジオ ノブ)にご協力いただきます。

2つの和室及び押し入れ・床の間を1室に改造して作った。一部邪魔な柱を撤去したりしたので、梁の補強はもちろんのことだが、耐震補強にも気を使うことになった。しかし内装下地から根本的にリフォームする防音工事にとって、柱・土台・2階桁梁があらわになることから、実は耐震補強工事にとってはよいローコストで済むまたのないチャンスなのである。
とはいっても、防音工事のように工事の良否が使いだせばすぐに結果するわけではないのだが、本例の場合はすぐに東日本大震災が起こったのである。
大胆な平面改造だったにもかかわらず、耐震補強はうまくいったとみえて、全くの無傷・・・・・・・、胸をなでおろしたことはまだ記憶に新しい。
それと、隣家に囲まれて位置するスタジオの重量級の浮き防音構造も全く問題なし・・・・。
こういう時期にたずさわった物件はやはり印象深く、社内研修のための見学会などにご協力いただいたりもしていて、何かとその後もお世話になっている。
ドラム・バンドスタジオはリフォームによる全くの新設だが、奥様の主催するピアノエレクトーン教室は新たに庭に増築したところに2階から引っ越し、スタジオと合わせて専用玄関・ホールを新設、プライベートゾーンとはアプローチ段階からセパレート、あわせて駐車スペースを1台増設、外まわりを含めた住宅全体の骨格構造も変えた大リフォーム工事だったのである。
第2回のときはクラッシック関係のかたもお見えになったので、やはり防音工事の実態を見学したいという要望は広くあるのだということで、ピアノ教室の見学もできるようにさせていただくことになった。
駐車スペース、専用玄関、待合スペース、専用トイレ・・・・といった周辺サービス機能はこれからの音楽教室としての理想を体現しているのかも知れない。
ピアノ室関係者のご参加も歓迎しております。
また前回は、住宅建設関係者もお見えになった。新築・増改築するに当たって音楽室・スタジオを作りたいと要望するクライアントがすくなからずいらっしゃる・・・・ということの証明でもある。住宅会社とのコラボレーション工事による実例もかなりある当社にとって、住宅設計者などのご参加も大歓迎である。
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