ドラム・スタジオにおける設計作法の要点とは・・・・・・?
スタジオは地下室に造れば万全・・・・・・とはよく言われることですが、高コスト障壁が立ちはだかります。
このブログで再三述べてきたように、地下室でなくておも、コンクリート造住宅でなくとも、きちんとした設計作法を踏むのであれば、十分実用になるスタジオは可能です。
しからばドラム・スタジオ設計作法の要点とは・・・・・・?
①音を伝えたくない場所から遠ざけてスタジオを配置する。・・・・・・ここまでは常識の範囲。
②内装下地構造を防振(浮き)二重構造にする・・・・・・さて、このあたりから早くも通常の建築設計から少し作法が変わってくることになります。遮音構造の基本は、隙間のないこと、遮音する面材が重いことが基本ですが、実用レベルのドラム・スタジオ防音性能を得るには躯体構造とは振動的につながっていない防振二重構造が必要です。これによって飛躍的に性能が向上し、躯体構造に遮音材料を張りましするといった手法の失敗事例はほとんどが防振二重構造になっていません。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント