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2013年3月29日 (金)

コンクリートの建物でも防音工事は必要?

住宅地ではD'-65以上の防音性能が必要です。
”ガレージ・バンド”なんて言葉があるくらいですから、立地条件によっては防音工事は必要ないかもしれません。
しかし、日本の住宅事情を鑑みれば、なかなかそのような好立地は見つからないのが現実ではないでしょうか?
一般的な木造住宅の外壁の防音性能がD'-30~35等級程度であるのに対して、鉄筋コンクリートの壁の場合、D'-50~55等級ぐらいの
防音性能が期待できますが、D'-65等級以上には遠くおよびません。
ドラムの音量は、110~120dBくらいとありますので、防音工事を行わないと、60dB程度の音が漏れてくることになります。
これは、リビングでTVを見る際の平均的な音量60~65dBに匹敵し、そのような音楽情報が外に漏れるということになります。

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2013年3月28日 (木)

第一回 Open Studio - 住宅スタジオ見学イベント (福岡)-

午前中は、予約でいっぱいになりました!
午後は空きがありますので、お気軽にお立ち寄りください。
 
黄色い小さい旗が目印です。近くに来たらご一報ください。
TEL:090-8624-8034(伊藤 公了)
 
住宅スタジオでも本当に防音できているのか?ヌケのよいドラム音になるのか?
実際に当社が設計施工した住宅スタジオで防音・試打の体験ができます(無料)。
 
・・以上のような主旨での初回のイベントになります。
住宅スタジオで実際に防音工事性能が体験できるイベントというのは、前例があまりないはずなので、どのくらいの反響があるかわからなかったのですが。
九州地区でスタジオ計画をされている方々にお知らせしたところ、やはり事前に効果度合いを知りたくなるのは当然のことのようで、午前中はご説明できる人数を早々と越えてしまう参加者数になってしまいました!
やはり、こういう機会はなかなか無いので、興味深々のようです。
 
これから一ケ月単位で、他の地域でもできるだけ開催すべく(4/28(日)は神奈川県大和市で開催)、準備を進めています。
 
また、来年も福岡でやるのも意義があるのかなと思っています。
  
~Kiss Music Studioのレッスン動画~
 

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建築設計会社だからできるフレキシブル

当社施工のスタジオは、組み立て型やユニットタイプではなく、建築工事によるもので、比較的自由な設計が可能となっております。
防音性能については、隣接住戸が接近していて心配な部分をできるだけ遮音強化をするといったことも可能です。
たとえばある例では、南側は隣接住戸の外壁まで約1m程度しか離れておらず、腰窓のサッシもあったのでこの部分は遮音強化する必要がありました。
既存サッシを外して壁にして塞いでしまえば遮音強化は容易ですが、外壁の補修によるコストアップ、雨仕舞いの問題などが発生するのでサッシは外さずに塞いで遮音補強をしました。
また、サッシ以外の外壁部分は内側にモルタルを厚く塗りこみ、建物側の壁に質量を持たせてできるだけ低音の透過(特にバス・ドラムなど低い周波数帯の音漏れ)を抑える仕組みとしました。
実際は外部でバス・ドラムの音が微かに聴こえる程度で、隣接住戸内部ではほとんど聴こえないであろうというレベルを確保しました。
内装に関しては”遊び”を加えることも可能です。
スチール製防音ドアを、クライアント自らがグラデーション塗装をし、さらには得意な絵画をも描いてしまうという、""遊び心”のあるスタジオの例もあります。
これもまた”自由な部分”の1つと言えるでしょう。

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2013年3月27日 (水)

ドラマー目線のスタジオ造りとは?

ラム・スタジオの設計は、防音、吸音、内装を検討することは当然ですが、ドラマー目線でスタジオの使い勝手を考えることも必要だと言えます。
たとえばある事例では、器材配置、壁掛けシンバル・ホルダーなど、施主と共にドラマー目線で検討しました。
器材配置は、ドラム・セットをスタジオのどの位置、向きにするかを決め、天井吊りスピーカ、PAの位置を検討し、建物の構造上残した既存の柱周辺の奥まった場氏は、ドラム・セットに近いことと、収納スペースとして有効利用できるということで、パワード・ミキサーなどのPAスペースとしました。天井吊りスピーカの取りつけ位置は、ドラムの使用頻度が多いことを踏まえ、演奏する際にモニターとして最も聴きやすいという、あえて変則的な位置としました。
壁掛けシンバル・ホルダーも、シンバルをできるだけ数多く掛けられること、取り外しが簡単にできること、共鳴や振動によるノイズが出にくい構造にするという条件をすべて満たすことができました。
それは、スタジオ内装工事の経験(当社ビルダー側)、ドラム器材の知識(施主側)の密な打ち合わせがあってこそ実現したものでした。
ドラマー目線を意識し、ドラムをどのように演奏するかなどを十分に理解していれば、ドラマーにとってより使いやすいスタジオを造ることが可能です。

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2013年3月26日 (火)

ドラム・スタジオにおける設計作法の要点とは・・・・・・?

スタジオは地下室に造れば万全・・・・・・とはよく言われることですが、高コスト障壁が立ちはだかります。
このブログで再三述べてきたように、地下室でなくておも、コンクリート造住宅でなくとも、きちんとした設計作法を踏むのであれば、十分実用になるスタジオは可能です。
しからばドラム・スタジオ設計作法の要点とは・・・・・・?
①音を伝えたくない場所から遠ざけてスタジオを配置する。・・・・・・ここまでは常識の範囲。
②内装下地構造を防振(浮き)二重構造にする・・・・・・さて、このあたりから早くも通常の建築設計から少し作法が変わってくることになります。遮音構造の基本は、隙間のないこと、遮音する面材が重いことが基本ですが、実用レベルのドラム・スタジオ防音性能を得るには躯体構造とは振動的につながっていない防振二重構造が必要です。これによって飛躍的に性能が向上し、躯体構造に遮音材料を張りましするといった手法の失敗事例はほとんどが防振二重構造になっていません。

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2013年3月25日 (月)

マンションでのドラム・ルーム、バンド・リハーサルは可能なの?

鉄筋コンクリート(RC)造のマンションといえども、ドラム・ルームを成立させることは基本的には難しいと言えます。
RC造のマンションに完全浮構造による防音工事を行った場合、上下階隣戸に対して、D-65等級の防音性能を保証しております。
これは音の大きさが90~100dBのピアノ向け標準遮音仕様です。
しかしバンド・リハーサルともなると、110~120dBという大きさになり、隣戸(りんこ)ではしっかりとリズムがわかるよな状況が予想されます。
それに対して、木造戸建住宅のドラム室標準遮音仕様では、外部空間に対してD'-65等級の
防音性能を保証しております。
これはドラムを叩いた場合でも、低音のリズムがわかる程度で、隣の住宅内部では気にならない程度になると考えられます。
なお、同等の防音性能でありながら、聴感に差が出てくるのは、外部と内部では暗騒音(その場所に定常的に存在する騒音)の差があるためです。

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2013年3月22日 (金)

想定よりも高い遮音性能が得られるのはどうして?

ラム・スタジオの外部に対しての仕様は、防音性能がD-65~70となる標準仕様と、D-70~75となる高遮音仕様があります。
防音性能については、標準仕様であっても条件がよければ、D-70以上の性能が得られることもあります。
たとえばある例では、建物の外壁仕様がモルタル塗りで、隣接建物との距離があるため、D-74という木造住宅に防音工事をした値としては非常に高い防音性能が得られました。
聴こえ方としてはバス・ドラムなどの低音がときどき微かに聴こえるというレベルです。
モルタル塗りの外壁は、サイディングの外壁に比べ、同じ厚さで比較すると2倍の質量があります。
質量が大きければ低音域の透過が抑えやすくなるので有利な条件と言えます。
隣接建物が離れている状況についても、透過した音は拡散するので、建物が密集している狭小住宅地などと比較しても有利な条件と言えます。
このように、条件次第ではより高い防音性能が得られることがあります。
また新築の場合は、スタジオの部分の外壁をあえてモルタル塗りとしてできるだけ高い性能をねらうことができるというメリットもあります。

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2013年3月21日 (木)

スタジオの”床”ってどうなっているの?

リハーサル/レコーディング・スタジオでは、一般に遮音床がコンクリートであることが多く、それが良いとされています。
遮音床の構造は、コンクリート以外に、板材の積層構造とする乾式と呼ばれる施工方法もあります。
そこで、コンクリート床と乾式床の違いについて、いくつかの項目を挙げ比較しようと思います。
①コストについてはコンクリート床の方が乾式床より高く6畳程度のスタジオでは大きく差がでます。また、コンクリートが乾くまでの養生期間が必要となり、工事期間が1~2日程度長くなります。
防音性能についてはコンクリート床と乾式床では変わりません。ただし、スタジオが建物の最下階になる場合に限ります。スタジオに直下階がある場合、防音性能は変わりますが外部に対する防音性能は変わりません。
③響きについてはコンクリート床の場合、乾式床に比べ引き締まった音となることが多いです。一方乾式床は、低音域が若干ふくよかに聞こえることが多く、人によってはパワー感があって良いと感じられる方もいます。

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2013年3月19日 (火)

鉄筋コンクリート住宅でも防音の工事は必要なの?

RC造(鉄筋コンクリート住宅)は木造や鉄骨プレハブ系住宅とは違い、重量や気密といった点で格段の防音的優位性があるということは誰しも認めるところであります。
しかし、音が大きいと言われるピアノの音よりもさらに大きいドラムなどの打楽器の音(音圧=120dB前後で、ピアノの約100倍大きい)は、RC造でもやはり防音工事は必要となるのが現実です。
ドラム・スタジオの防音性能は70dB前後以上(周辺環境にもよる)を必要としていますが、通常のRC壁仕様のそれは、たかだか55dB程度の防音性能しかなく、かなりのレベルの音が漏れてしまうのが実態です。
世間一般ではRC住宅であることに安心して不本意な防音性能のスタジオに甘んじている方も多いようです。
部分的に考えれば、木造住宅の防音工事費用よりも安価にできるのはもちろんですし、完璧な防音性能を望むのであれば、RC造を選択することは正解と言えるでしょう。

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2013年3月18日 (月)

木造住宅でも可能なドラム・スタジオとは?

住宅地において、鉄筋コンクリート造や地下室でなければドラム・スタジオは不可能、無謀というのが常識でした。
当社では、約20年前にD'-65弱のドラム・スタジオの防音工事を施工して以来、少しずつ改良を重ね、建物本来の壁厚に20~25センチの遮音壁で、外部に対してD'-70以上の性能を確実に確保できるようになりました。
狭小地などの特殊な周辺環境でない限り、D'-70以上の性能であれば夜間の演奏も十分可能だということが多くの事例から証明されております。

費用が割高となる鉄筋コンクリート造や、さらに割高となる地下室でなくとも十分な性能を確保できます。

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2013年3月15日 (金)

スタジオの”配置”はどうすればいいの?

住宅の新築では、各部屋の間取りを計画(プランニング)することから始まります。
その際には当然、スタジオの配置も他の部屋と同様にプランニングするので、防音性能上有利な場所にすることも可能になります。
建物外部の防音性能に関しては、スタジオの配置を隣接住戸に近い面、隣接住戸の開口部が近い場所からは、できるだけ遠ざけ、ある程度音が聴こえても近所からの苦情などの問題になりにくい道路、公園などの開放空間に面する部分にすることです。
建物内部(同一住戸内)の防音性能に関しては、スタジオに隣接する部屋を階段室、玄関、浴室、洗面室、便所などの問題になりにくい部屋とし、寝室、リビングなどの居室はなるべく遠ざけるようにすることです。

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2013年3月14日 (木)

スタジオを良い響きにするには?

高い防音性能が確保されていても、楽器を演奏したときの響きが悪くては音楽スタジオとしては問題があると言えます。
良い音楽を楽しむためにはバランスの良い響きにするべきでしょう。
もともともスタジオや音楽室といった閉鎖空間は一種の共鳴体になります。
Answer_0201 その共鳴周波数は部屋の間口、奥行き、天井高さの三辺の寸法の比率によって決まり、複数ある共鳴周波数をできるだけ均等に分散させることによって低音から高音までバランスの良い響きが得られます。
しかし、この共鳴周波数が特定の周波数に集中してしまうと、音がこもったり、ブーミーに感じるようなクセがある響きになってしまい、非常に演奏しにくい状態となってしまいます。
たとえば、部屋の間口と奥行きの寸法が1対1になる正方形であった事例がありました。
三辺の比率のどこかが整数倍の関係にあるとその長さを半波長とする周波数とその整数倍の周波数で大きな共鳴を起こし、クセのある響きとなってしまいます。
そうした場合は、壁面を斜めにすることにより整数倍の比率関係を崩すということが必須になります。
その結果、スネア、バスドラ、シンバルなど楽器1つ1つの音が明確に聴きとれ、アンサンブルでも低音が引き締まり、分離感の良いサウンドが得られる響きとなりました。

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2013年3月13日 (水)

臨機応変の設計とは?

ドラム・スタジオの防音性能は”高遮音仕様(D'-70等級)”と”標準仕様(D'-65等級)”の2種類の仕様を基本に決定します。

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高遮音仕様は、湿式遮音床、湿式遮音壁、二重遮音天井、鋼製防音ドア+木製防音ドアという仕様で、外部、建物内部に対して遮音を強化する構造になります。
標準仕様は、乾式遮音床、乾式遮音壁、一重遮音天井、木製防音ドア二重という内外部共にアコースティック・ドラムを演奏するための最低限の防音性能を確保する構造です。
高遮音仕様の価格は、標準仕様の約1.3~1.4倍程度です。
両者は、必ずしも固定化されたものでなく、状況に応じ部分的に組み合わせることも可能です。

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2013年3月12日 (火)

的確な音響アドバイス!

当社はお施主様にとって、良好な音楽活動が行える環境を提供することを第一目標と考えております。

過去のこのような事例がありました。
お施主様は、別のお部屋でスタジオを造ることを希望されていましたが、そのお部屋の隣接住戸の外壁までの距離は人が通ることもできない25cmという状況でした。
我々は、今の状態で遮音測定を行い、この部屋でドラム・スタジオを施工した場合、25cmしか離れていない隣接住戸の内部でどれだけの防音性能を確保できるかシミュレーションしました。
結果は、高遮音仕様でも住戸の内部に対してD-75等級という予測で、ドラム・スタジオの場合、外部に対してD-65等級以上、近隣住戸内部に対しては窓やドアなどが20dB程度遮音すると仮定して、少なくともD-85等級以上は必要と考えます。
したがってD-75等級では、隣接住戸からの苦情など問題となる可能性が高いと言えます。
最終的にはお施主様も納得した上で、隣接住戸から離れている方のお部屋を防音工事することになる大変満足していただけました。
ただお施主様の要望を聞くだけでは、誤った方向になることも十分考えられます。

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2013年3月11日 (月)

スタジオショールーム音響雑感

某氏企画のギターアンプの試奏評価記事のために当社スタジオ(音楽室兼オーディオルーム)を提供、今回は二回目。

試奏者は、同じく末原康志氏。
当社のスタジオは、防音工事はもちろんしてあり、一方、ピアノなどのアコースティック楽器主体の響きに設計してあって、若干カーテンや吸音パネルで響きを抑えるような考え方で設計されている。

第一回目のときに「響きがあって試奏するには良くなかったのでは…?」
と思いきや「ぜんぜんそんなことありません。弾きやすかったです…」とのこと。

今回、改めて質問させていただきました。
つづく

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2013年3月 8日 (金)

6畳より狭い部屋でもスタジオは造れるの?

お部屋が狭いとドラム・スタジオを造ることができないとお考えの方は少なくないと思います。
当社では、
防音工事施工前の広さが6畳より小さい部屋であっても、ドラム・スタジオを造ることが可能です。
たとえば、防音工事前の広さが5.5畳の洋室を3畳の広さのドラム・スタジオにした事例があります。
外部に接する面と内部に接する面の遮音壁をそれぞれ必要に応じて調整することにより、クリックやCD音源を再生できるPA設備を設置しつつも、多点セットがセッティング可能な広さを実現しています。
遮音壁の厚さは、必要防音性能(建物の周辺状況、演奏する時間帯等により断面を決定します)に応じて調整が可能となっております。
広さが決まってしまう組み立て型防音室と違い、建築工事によるスタジオ施工なので、用途に応じた柔軟な設計が可能です。

 

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2013年3月 7日 (木)

遮音性能の保証はしてもらえるの?

防音工事を依頼する際に最も気になるのが完成後の防音性能ではないでしょうか。
弊社は、ほぼすべての物件において、防音性能を保証し、測定による防音性能の確認をした上でお客様にお引き渡ししております。
”同等防音性能が確保できるであろう”という、”みなし防音性能”による防音工事とは異なります。
以下、防音性能保証つき防音工事の流れです。


○まずはお客様から、使用する楽器や音楽ジャンル、立地条件、間取り、利用時間帯などのヒアリングを行います。


○お聞きした条件に即して防音性能を設定し、どの程度遮音されるか(どのくらい聞こえるのか)具体的にご説明いたします。


○お客様と決定した防音性能を保証した上で、工事を進めてまいります。


○保証いたしました防音性能については、実際にPA用のスピーカーを持ち込み、騒音計によって測定確認いたします。


○測定結果については、音響測定報告書としお渡しいたします。
防音音響工事の専門会社だからこそ、お客様のニーズを的確に理解し、むだのないベストなご提案と安心の保証が可能なのです。

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2013年3月 6日 (水)

増改築時にスタジオを造りたいのですがどうしたら良いですか?

新築時はもちろんのこと、増改築時は防音工事を施工してプライベート・スタジオを手に入れる大きなチャンスと言えます。
またプライベート・スタジオの防音工事を計画する際に、増改築することもさまざまなメリットがあります。
しかし実際に計画を進めようとすると、いろいろと戸惑うことが多いかもしれません。
そんなとき、まずは思い切ってご相談ください。
建築士事務所であり戸建住宅工事も手がける弊社では、増改築プラス スタジオ工事を一貫してご提案することが可能です。

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2013年3月 5日 (火)

隣接住戸が近い場合でも大丈夫?

木造住宅に防音工事を施工してドラム・スタジオを造ることが可能であっても、隣接住戸との距離が近過ぎる自分の家では到底無理だと思われている方は少なくないと思います。
 
0305 例えば、都心ではめずらしくない隣接住戸の外壁までの距離が東側及び南側の2方向とも約60センチなどという非常に厳しい立地条件であっても当社の設計施工によりドラム・スタジオとして実用上問題ない防音性能を確保しています。


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2013年3月 4日 (月)

ドラム・スタジオの遮音仕様にグレードはあるの?

当社では、防音工事における防音設計の仕様として、”標準仕様”と”高遮音(ハイグレード)仕様”があります。
まず、標準仕様については、D'-65等級以上の
防音性能を確保し、ドラム・スタジオとして問題なく、使用できる最低限のレベルのものです。
高遮音仕様については、D'-70等級以上の
防音性能を確保する仕様で、標準仕様の乾式遮音壁に比べ、約3倍の質量となる湿式遮音壁を採用します。
遮音壁の質量を大きくすることにより、低音域の透過を抑えるという設計です。

 

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2013年3月 1日 (金)

ドラム・スタジオを録音や編集作業にも使うのは可能?

せっかく防音工事をして防音性能を備えたドラム・スタジオを作るなら、レコーディングや簡単な編集作業もできるようにしたい方もおられると思います。

防音工事を施工した自宅スタジオならレンタル・スタジオのように時間を気にせずに使うことができるので、マイキングを試したり、楽器を変えてみたり、じっくりとドラムのチューニングを試しながら録音することも可能です。

また、編集作業をするためのPCやモニター・スピーカーを設置すれば、簡単な編集室としても使うことができます。
 
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