2015年9月10日 (木)

事例紹介更新! Studio Dirch

ホームページ、事例紹介のページが更新されました!

築28年の木造賃貸住宅の内部をリフォームした 完全プロ仕様の本格スタジオ Studio Dirch

セカンドリージョンIMG_2

詳細はこちら

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2015年8月25日 (火)

9月5日(土) 『オープンスタジオ』参加者募集!

第27回OpenStudioは神奈川県川崎市 MoonGate Studioで開催いたします。
今回は株式会社ムーンカンパニーのプロ仕様レコーディングスタジオとなります。

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Vol27_st02

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2015年3月19日 (木)

賃貸戸建でのStudioが完成しました!

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都内の閑静な住宅街にある築28年の木造戸建賃貸住宅
雰囲気を一掃し、ControlRoomとRec.Boothにしました。




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【ControlRoom】工事前

Controlroom_4
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【ControlRoom】工事後






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【Rec.Booth】工事前

Studio

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【Rec.Booth】工事後





現場:東京都練馬区

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2014年3月13日 (木)

千葉県茂原市・プライベートDAWスタジオ完成報告

千葉県茂原市に、当社設計・施工によるプライベートDAWスタジオが完成しました!

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T5_800

T3_800

このスタジオは当社で建物ごと設計・施工したものです。
建物ごと設計することで、コストは安く、理想的なスタジオを作ることが可能になります。
このスタジオでのオープンスタジオも年内中に予定しております。
詳細は追って告知致しますので、お楽しみに!

T邸プライベートDAWスタジオ:
DATE:
木造2階建て在来工法
敷地内増築
建築面積:56.17㎡
延べ面積:69.80㎡
ControlRoom 7.5帖
Studio 16.3帖
-----------------------------------
システム:
New Mac Pro|MAGMA Exp.Box 3T
Pro Tools HDX|HD I/O 16x16A
Artist Control|Artist Mix
Apple Thunderbolt Display 27’ x2
DangerousMusic MonitorST
Aurora Audio GTP8|ISA 828
AVALON AD2044|UREI 1176
ADAM A7X|CANOPUS R.F.M Drums
Nord Stage2 HA88|SC MFXi20/2
AMCRON XLS1500|Ampeg SVT-CL
SVT-810E|Marshall 1960B HW
& Many Guitars.. Amps.. Effectors..
-----------------------------------

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2013年9月30日 (月)

OpenStudio番外編@千葉県柏市、ご来場ありがとうございました!

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OpenStudio番外編、無事終了致しました。
オーナーのH様、建物を施工されたトミオ様、当日はいろいろとご配慮いただき、ありがとうございました。

建物のオープンハウスに合わせての開催は、今回で2度目となりましたが、30組近いお客様が建物の見学にいらっしゃいました。



トミオ様は千葉県を中心に住宅の建築の他、インテリアショップ、カフェテリアなどの事業も展開されており、
今回のオープンハウスでも、自社で販売されている家具を設置しておりました。
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当日は実際にエレキギターを演奏したり、スピーカーで音楽を鳴らして、どれくらい遮音されているかの実演をしました。
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実際に騒音計で計ったところ、おおよそ95dB前後のエレキギターの音が、外部では聞き耳を立てて微かに聞こえるかどうか、という聴こえ方でした。
オーナーのH様も、実際の楽器での音漏れ具合は今回初めて確認されたので、ホッと一安心といったところでしょうか。
現場での実測値では、窓の前でD'-50の性能を確認しておりますので、ご近所からクレームが来る可能性は極めて低いと思われます。
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来場された多くのお客様が驚かれていたのが、防音室なのに大きな窓があり、明るく開放的であること、それでいながら高い遮音性能が取れているという点でした。
せっかく造る防音室なのですから、できるだけ居住性も重視したいですよね!

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2013年9月18日 (水)

OpenStudio番外編@千葉県柏市、流山市同時開催のお知らせ①

OpenStudio番外編として、9月28日(土)~30(月)の3日間にかけて行います。
今回は千葉県の柏市と流山市で2か所同時開催となり、そのうち柏市の方がDAWスタジオ、流山市の方がピアノ室です。
※当社スタッフの現地お立会いは9月29日(日)11:00~16:00のみです。
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今回のOpenStudioは、千葉県を中心に事業展開をされている株式会社トミオ様の建物完成見学会の期間中に行います。
トミオ様は住宅建設のほか、インテリアショップやカフェテリアの運営も手掛けており、そのハイセンスなデザインと顧客目線に立った物作りの姿勢が多くのお客様の支持を集めています。
トミオ様とは今回が初めての仕事となりましたが、設計段階から打ち合わせに参加させていただくことができ、工事区分を明確にし、合理的で無駄のない施工の結果、ローコストでありながら高い遮音性能を有するスタジオが完成しました。
当社でいう『コラボレーション防音工事』の典型例です。
ひとえに株式会社トミオ様、そのスタッフのご理解あるご協力の賜物であると感謝しております。
お客さまと住宅会社さんと当社の、3者の信頼に基づくスムースなコミュニケーションが成立すると、決して夢ではないスタジオが実現できるということを、ご来場いただき、防音工事による成果を実感されることをお勧めいたします。
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今回のスタジオは音楽制作用のプライベートスタジオとなります。
お客様自身で制作される楽曲において、ギターをはじめとする弦楽器のレコーディング、またミュージシャンを招いてのレコーディングを行うため、
遮音性能とレコーディングにも対応できる音響環境が求められました。
また作曲した楽曲のMIX作業を行うため、正確なモニタリングができる音場環境も必須となりました。
OpenStudio開催中は、実際にギターアンプでの音出しや、音楽再生を行い、遮音性能や響きの具合を確認できます。
防音工事をご検討されておられましたら、この機会に是非お越しください!

《完成見学会の詳細および現地の案内図はこちら(トミオ様のHP)》

見学のご希望は下記までお問い合わせください。
TEL:03-3239-2181
担当:草階(くさかい)

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2013年6月28日 (金)

アコースティックエンジニアリング(アコースティックデザインシステム)という会社はどんな会社なの?


アコースティックエンジニアリング(
アコースティックデザインシステム)
という会社はどんな会社なの?

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音響建築の専門会社としてスタートしましたが、DNAとしては建築設計事務所を受け継いでいます。音楽設計技術は常にクライアントとの対話を重視しながら現場実践を通して常に進化させています。それは防音工事における遮音技術の進化に留まることなく、室内音響(響き)の分野においても積極的に提案を行っております。類似の会社との違いは、一言でいえば防音工事会社というよりも,音、音楽に強い建築設計デザイン会社というように考えて下さい。

 
1978年、住宅・マンションなどの住宅関連の建築設計事務所((株)鈴木やすゆき建築設計事務所)を母体に設立しました。 
    
For Your Better Music Life
 
をモットーに音楽家・音楽愛好者・音楽制作者のための
音響建築会社です。気兼ねなく音楽を快適にできる音響建築で音楽家に貢献すること。それは音楽家のライフスタイルの一部を提案・実現することにほかなりません。
For Your Better Music Lifeは、創業の精神であり、企業ポリシーなのであります。

  
「ドアを締めればフォルテの世界」

「音楽室という名の楽器づくり」
 

が具体的に企業活動の大方針になります。前者は、都市住宅空間にあって気兼ねなく音楽ができる空間づくりであり、後者は、音楽する空間として楽器をつくるように美しく自然な音響空間をつくるということであり、同時に空間そのものも美しく造るということです。

創業以来30数年になりますが、以上3つの概念は変わることなく常に技術デザインを研究・進化させながら今日に至っています。
 

現在、求人募集しています

(1) JWW設計図作成者・インテリアコーディネーター。

建築の専門学校を出られた方(卒業予定)及び住宅関連会社で住宅設計及びアシスタントの就業経験がある方

(2) 建築設計・営業の補助事務及びWEB関連の更新作業など

上記関連の学校の新卒者・住宅関連会社で経験のある方。

(3) 建築設計技術者 (次世代幹部養成をするのが目的です。)

音楽やオーディオが好きで建築専門の大学及び専門学校卒・あるいは卒業見込みの方。
建築設計業務経験者は建築士有資格者
  
 音、音楽の好きな新卒のかた歓迎いたします。 

※2013
8月末日まで募集しています。

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2013年5月27日 (月)

コンパクトSTUDIOに求められる防音工事の性能

今回紹介されているような壁式鉄筋コンクリート造のマンションや近年建設されている鉄筋コンクリート造のマンションは、一般に築年数の古いマンションに比べ、住戸間の界壁界床の遮音性能が高い。これは住戸におけるサッシの気密性能が高くなり住戸内の暗騒音が低くなることによって、より住戸間の騒音が意識された結果、界壁界床の遮音性能を高くすることを要求されたことによるものだ。
 
そうした隣戸に対して高い遮音性能を有する近年のマンションにおいては、決して大音量でないYAMAHA NA-10Mやそのほかのニア・フィールド・スピーカーによるモニタリング環境として、どの程度の防音工事が必要になるか判断に悩んでいる人も少なくない。このことに関して数値的に検証してみる。
 
NS-10Mクラスのモニター音量としては80dBから90dBくらいが一般的といえるだろう。これに対して住宅街にある近年の気密性の高いマンションでは、夜間などの静かな時間帯での暗騒音が25dBくらいになるケースもある。このことから考えると少なくとも65dB以上の遮音量が必要になり、D値で言えばD’-65以上の性能が必要ということになる。
 
一方、壁厚あるいはスラブ厚200mm以上の最近の鉄筋コンクリート造のマンションの住戸間の遮音性能はD’-50~55程度であり、ピーク時で90dBくらいのモニター音量になると、25dBの暗騒音を10dB以上も上回ってしまうことが分かる。これは、近隣住戸においてモニター音が騒音だと認識されるレベルである。
 

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そこで、D’-65以上という性能を得るには、完全なフローティング構造(浮構造)を採らない限り難しい。
某スタジオを例に挙げると、D’-79という高い遮音性能が得られており、実際には100dB近い音量も出すことが可能であると考えられる。
左図:青い部分が一般的な鉄筋コンクリート造のマンション、オレンジがフローティング構造(浮き構造)の施工を施した場合の遮音性能。某スタジオの遮音性能は赤い棒グラフで示された部分で、直上階に対しD'-79を確保している
 
なお、最近のパワードスピーカーに関しては低音域の音量が高いので遮音性能に関しては余裕を持った設計とすべきだろう。

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2013年5月24日 (金)

防音工事後のモニタースピーカー伝送特性について

1_2 左図は、某スタジオのエンジニア席におけるモニター・スーカーの伝送特性である。壁マウント形式で固定されたGENELEC 1032Aの位置決めはエンジニア氏も立ち会いの下、かなり綿密に行った。低音特性は素直に伸びていて、スケールの大きなモニター音になったのは狙い通りである。一見、バッフル・マウントのように見えるが、スピーカーを固定している骨組以外はすべて吸音面だ。また、吸音配置パターンとしては、原則として下記を推奨している。
①スピーカー正面壁面は吸音面にする。
②必要に応じて一部吸音面にする場合があるが、後壁、両側面壁は反射性にする。
その結果、本例の平均吸音率は0.25弱である(下図)。
2 従来の常識からするとライブと思われそうだが、そのような感じでは全くなく音像の大きさ、定位、奥行感、解像度などは何ら問題ないレベルと評価していただいている。むしろ張りのある自然で明快な鳴り方は、ストレス感のない楽なモニターができるとのことだ。このことを伝送特性との関連で表現するならば、最大ポイントは定在波の分散均一化の音場、すなわち、①200Hz以下におけるピーク音圧がないということ(周辺レベルから5~6dB以上突出しない)、②大きな幅をもったディップがない、といった伝送特性の現実にある。    
中高音はスピーカーの性能および設置条件によって決まり、低音はその条件に加えて、さらに部屋の共振特性が重畳された音を聴く…というのが実態である。中高音は工夫による音質調整が可能な世界だが、低音の制御の困難さはよく知られるところだ。"スタジオの数だけ異なるモニター音がる"と言われる大きな原因の一つと思われる。本スタジオの伝送周波数特性は、やや右肩上がりであるが、全体的に平準で低音域の大きな凸凹がない。このような特性が、中高音はもとより低音まで音の動きを把握でき、その上、スケール感も再現できていることにつながていると言える。
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