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2014年4月29日 (火)

第8回Acoustic Audio Forum ご来場いただき、有難う御座いました!

第8回オーディオフォーラム、今回のテーマは「ステレオ再生における臨場感、その2 『音の充実感」でしたが、いかがでしたでしょうか?

今回は通常の視聴会とは違い、事前に告知をした音源を、ご自宅で視聴されたのちにお越しいただくことで、部屋の違いが再生音にどのような影響を与えるかを探る実験的な試みでした。
Dsc05720_2

また、オラソニックのNANOコンポシリーズと、ラックスマンとアリオンの高級機をそれぞれ用意し、高級機だから良い音が鳴るのか、についても検証をしました。
これについては次回のブログにて。
Dsc05729_2

まず、部屋の違いが再生音にどう影響を与えるかについて。
これはもう、(当然ですが)歴然の差が現れました。

20140429180854_00001_2 私の自宅をはじめ、現代建築は軽く振動しやすい材料で作られています。
振動するということは、その周波数帯域で”吸音する”ということですが、現代建築において、その周波数帯域は100Hz~300Hz付近の中低域に集中します。
これは音楽においてもっともおいしい低音の成分でして、ここが失われると、量感が乏しく、何とも物足りない音になってしまいますが、これまでの経験上、多くの方がこのような環境で音楽を聴かれているように思います。

防音工事は遮音性能を確保するために床・壁・天井を重い材料で作りますが、同時に振動しにくい高剛性の環境が、自動的に得られるのです。



私の自宅で『ステレオ』2014年2月号付録のパイプオルガンを再生したところ、何とも残念な低音で、とても聴けるものではなかったのですが、当社ショールームでは、とても豊かな低音が朗々と鳴っていました。
改めて部屋の大切さを知ると同時に、自宅に専用室が欲しい衝動に悩まされることになりました・・・


担当:草階


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2014年4月24日 (木)

第8回 Acoustic Audio Forum 告知続報

第8回 Acoustic Audio Forum の告知続報です。
今回のテーマは
第二回「音の充実感」について
現代住宅内装構造に潜む弱点と「響き方」の関係について、
となります。

おかげさまでたくさんのご予約をいただいておりますので、今からご参加を検討されている方は、担当までお問い合わせください。
・・・さて、当フォーラムもご好評につき、毎回多くのお客様にお越しいただいております。
ご存知のとおり、人間もまた音響的に見れば吸音材ですので、ライブ気味に設計した当視聴室も、10人入れば聴こえ方はかなり変わってきます。

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右のグラフは当視聴室の残響時間と吸音率のグラフです。
青いグラフが人間が1人のとき、赤いグラフが人間が9人のときで、それぞれ測定をした結果です。

ご覧のとおり、250Hz付近までは人間の吸音力はほとんど影響していないのですが、それ以上の帯域、特に高音域になるとその差が顕著に現れてきます。

このように吸音されていくと、一般には音の広がり感が抑えられる代わりに、音の焦点が定まりますので、解像度が上がる傾向にあります。



音楽ジャンルや個々人の好みによって、最適な残響は様々ですが、上記のような中高域の音の響きは、後から調整することが比較的容易なので、自身の好みに調整しやすいという特徴がございます。

ところが低音域はこのようにいきません。
これについては明日のフォーラムで触れたいと思います。

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2014年4月14日 (月)

第8回 Acoustic Audio Forum のお知らせ

第8回 Acoustic Audio Forum のお知らせ

日時 4/25(金)19時~ 
テーマ 「ステレオ再生における”臨場感”について」
 
第二回「音の充実感」について
現代住宅内装構造に潜む弱点と「響き方」の関係
ナビゲータ 村井裕弥氏
 
【使用機器】
Olasonic
 ・CDプレーヤー NANA CD-1
 ・DAC内蔵プリメインアンプ NANO UA-1
 ・DAC NANO D-1
ALLION
 ・プリメインアンプ T-200SV
B&W
 ・805ダイアモンド
LUXMAN
 ・SACDプレーヤー D-08u新製品
 
【再生ソフト】
○『ステレオ』2014年2月号付録「究極のオーディオチェックCD 2014~目指せ!原音再生」
○『季刊オーディオアクセサリー』No.152付録「STUDIO Dede Jazz Reference Disc」
○『ステレオサウンド』No.190付録「J・S・バッハ カンタータ選集スペシャルサンプラーSACD」
○『新 長岡鉄男の外盤A級セレクション』付録「SACD Hybridサウンドサンプラー」
○『レコード芸術』2014年5月号付録CD
 
【再生のポイント、聴きどころ】
通常の試聴会と異なり、「あなたのお部屋と、聞こえ方がどう違うか」をテーマとした試聴会です。
ここにあげたソフトをくり返しご自宅で試聴されたのち、おいでいただくことで、驚きが何倍にもなります。
もちろんすべて買い揃えていただく必要はありませんが、可能な限り多くの枚数を事前に聴いていただけたらと存じます。

参加ご希望の方は下記までご連絡ください。
TEL:03-3239-2021 アコースティックデザインシステム (オーディオフォーラム担当者まで)
または
TEL:050-3631-2496  オーディオショップ「カンタービレ」(フシグロまで)

【開催場所】 当社ショールーム
〒102-0073東京都千代田区九段北2-3-6 九段北二丁目ビル1F
地下鉄 「九段下駅」 一番出口から徒歩約5分
 
詳しい案内図は下記のページでご確認ください。

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2014年4月 8日 (火)

オーディオ用NASについて

先日のオーディオフォーラムにおけるテーマは『ステレオ再生における奥行き感について』であった。山之内氏による周到かつ適切なソフト音源の選択によってステレオ再生の奥深さを改めて知ることになり、非常に興味深く楽しい会になった。

奥行き感の再現にはレコーディング技術・意図が深くかかわっていることは当然ではあるが、直接音に伴う微小な間接音(初期反射音・残響音)の正確な情報伝達が不可欠であるということが建築音響的にもわかっている。
その様なポイントから見た場合、『ステレオ再生における奥行き感について』はルーム音響環境の役割は小さくない・・・・・・・ということが今回のイベントの趣旨の一つであった。

その当社オーディオルームの評価は参加諸氏にお任せするが・・・・・・・・・・一方オーディオ的に考えれば反射音の微小音の正確な伝送のために、優秀なオーディオ機器が必要であることは言うまでもない。

当日のハードギアの目玉はバッファローのNASだった。SSDメモリーを搭載した新ブランドDELA・N1Zであった。 Shan1z_f2_1_7









http://buffalo.jp/product/news/2014/02/21_01/




ネットワークプレーヤーは常設のスフォルツァ-トのDSP-03である。 Dsp03mainfront_4






http://www.sfz.co.jp/DSP-03.html



    

Ls421d_6 当イベントの目的は新製品の紹介や販売でないことはご承知のことと思われるが、当日もオーディオ用に開発されたという簡単な説明のもとにNASとして使用、山之内氏の名解説・ガイドによって音の素晴らしさと可能性を楽しんだったのだが・・・・・、

会終了、お開きの場で、常設のNAS(それでもネットワークオーディオ用と謳っているバッファロー製品:LS421D)と比較試聴してみた。
デジタルの世界の方が音の変化が大きい?のでは・・・・・・と思わされるほど、音質の差は一聴了然、・・・・・わずかな違いともいえるが・・・・・・歴然たる差というのが本音の感想である。
レコーディング空間の気配のようなニュアンスまでがリアルに自然に再現?できてるように思わされる・・・・・。
居残っておられた方は貴重な体験だったと思われる。
アナログの世界同様、デジタルオーディオの世界もまだまだ未踏の領域があるのだということを思い知らされた瞬間であった。
5月には、Sfzさんの新クロックジェネレーターをいろいろ試す機会を催すことにしている。
開発関係者の話ではこれまた次元の違う音世界になるとのこと・・・・・・・。
まだまだ・・・…悩みが増えることになりそうだ。
乞うご期待。

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2014年4月 5日 (土)

Entreq社 グランドボックス(仮想アース)の試聴  その1

オーディオ機器の大地アースを一般的な建物(集合住宅、戸建住宅とも)に設置されているアースに接続しても必要十分な効果は得られません。

それらは感電被害の防止を目的としており、規定の
接地抵抗値は100Ω以下となっている為、通常は数十Ω~100Ω弱の接地抵抗値となっています。

また、冷蔵庫や電子レンジ等の家電製品と共用すると、それらのノイズがオーディオシステムに侵入してかえって音質を劣化させる場合があります。

 

よって、オーディオ専用のアースラインを単独で構築することが理想ですが、本格的な接地工事は大掛かりで高い費用も要しますし、そもそも質の高いアースラインを確保すること自体容易なことではありません。

 

 

そんな中、現在使用しているオーディオ機器の空き端子に専用のアースケーブルで接続するだけで『オーディオ機器の基準電位を安定させ、効率的なノイズ除去作用、安定した接地電位をもたらす』という非常に興味深い製品があるらしいのです。

 

それはEntreq社のグランドボックス(仮想アース)』というスウェーデン製の製品。

実際にその効果を是非体験したく、輸入代理店のオヤイデ電気さんに協力いただき弊社ショールームでしばらくの間レンタルさせていただくことになりました。

 

今回お借りしたのは中核モデルのTellus(テルス)と最上位モデルのSilver Tellus(シルバーテルス)2種類です。

https://oyaide.com/entreq/tellus.html

https://oyaide.com/entreq/silvertellus.html

2

Photo



さっそく付属の専用アースケーブルをプリアンプ(Accuphase C-2420)に接続してその効果を確認してみました。

 

 

Tellus(テルス)に接続した場合は音源が再生された瞬間にすぐ変化がわかり、まずはそのことにビックリ。
中低音域が豊かになり且つ一つ一つの音の輪郭がくっきりはっきりと際立った様な印象を持ちました。

 

またSilver Tellus(シルバーテルス)に接続した場合はTellus(テルス)の場合よりも変化は地味でしたが、音の基本的な性格を保ったまま高域成分の解像度が格段に向上し且つ倍音成分が非常に豊かになった印象でした。

 

以上が率直な私の感想です。

 

我々が日ごろ行っている防音音響内装工事の際に電源強化にこだわられるお客様は多いですが、冒頭でも述べたように建築工事で良質なアースラインを確保することは容易ではないのが現状・・・。

今回このグランドボックスの簡便な設置方法とその効果を実際に体感しながら、Tellus(テルス)は音楽鑑賞を主な目的としたお客様に、Silver Tellus(シルバーテルス)は音楽制作を主な目的としたお客様にお勧めしたら非常に相性が良いのではないかなぁとニンマリしながら今後の展開に胸を膨らませる自分がいました。

 

今回はプリアンプとグランドボックスを接続するパターンで聴き比べを行いましたが、アナログ再生する場合のフォノイコライザーへの接続やPC音源再生する際のPCとの接続など色々なパターンで効果の違いを聴き比べている最中です。
またそれらは後日改めてレポートしたいと思います。
(担当:岩元公生)

 

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弊社ショールームで『グランドボックス』を実際に体験いただけます!


今回レポートしたTellus(テルス)とSilver Tellus(シルバーテルス)は、輸入代理店のオヤイデ電気さんの御好意でしばらくの間弊社がお借りし、ショールームに設置しております。

この製品の試聴をご希望の方は、事前に御連絡いただければ防音工事された静かな環境の弊社ショールームで体感可能ですので下記までご連絡くださいませ。


TEL:
03-3239-2021 アコースティックデザインシステム (オーディオフォーラム 岩元、草階、鈴木 まで)

 

*但し、弊社では製品販売は行っておりませんので、それらに関してはオヤイデ電気さんまで直接お問い合わせください。

https://oyaide.com/entreq/contact.html

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