Acoustic Audio Forum 第五回 詳細内容
日時:12月20日(金曜日) 開場18時/開演19時
場所: ㈱アコースティックデザインシステム 試聴室
コメンテーター: 麻倉 怜士氏
タワーレコード商品本部洋楽2部クラシック・ バイヤーの北村晋氏をお招きし、タワーレコードの自主製作名盤を 愉しむ会。
大手レコード会社は売れ筋しかリリースしない。しかし、音楽ファンはもっとディープな、ロングテールな音源が聴きたい……。そんなニーズに応えるべくパッケージメディアの自主制作活動を熱心に繰り広げているのが、レコード販売店のタワーレコードだ。その思いを北村氏は言う。
「CD市場は残念ながら縮小傾向にあり、レコード会社からの発売点数が大幅に減少しています。でも日本の音楽愛好家はCDが好きですし、手に入らなくなった名盤の復活を求めるお客様の声が根強く寄せられていました。そこでレコード会社と粘り強く交渉し、廃盤や休眠盤を"タワー独自企画盤"として全国の各店とネットで販売することにしたのです」。
大手メジャーは、市場性のあるタイトルしか売らない。つまりスター級のアーティストや話題盤に限定され、一定の期間が過ぎると廃盤になり、入手できなくなる。それでも欲しいというニーズにタワーレコードが応えた。これまで約650種以上のアイテムをリリースしてきた。大手メジャーの廃盤シリーズはもちろん、名指揮者・山田一雄/日フィルのライヴ作品、レコード頒布会コンサートホール・ソサエティ音源シリーズなど、音楽的な観点からも、大いに注目される。
単に昔の音源を今に復刻するだけではなく、最新のマスタリング技術により、当初の音質を革新(コンサートホール・ソサエティ音源が圧倒的な高音質で蘇った)、SACDハイブリッド盤でもリリース、ジャケットは出来る限り初出時のオリジナルを採用……と、マニア心をくすぐる仕掛けも豊富。
タワーレコードは本家アメリカでは破綻したが、日本では元気だ。筆者は新宿店、渋谷店でよく買い物をするが、試聴環境も整備され、聴いてみて、気に入って独自盤を買うことも多い。音楽ファンの心の琴線に触れるサービスに多謝だ。
(麻倉 怜士氏より)
使用機材
・スピーカー/B&W 805Diamond
・SACD/CDプレーヤー アキュフェーズ DP-550 http://www.accuphase.co.jp/model/dp-550.html
・プリメインアンプ オクターブ V-110 http://www.fuhlen.jp/octave/products/v110.html



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参加ご希望の方はご連絡ください。
TEL:03-3239-2021 アコースティックデザインシステム (オーディオフォーラム担当者まで)
または
TEL:050-3631-2496 オーディオショップ「カンタービレ」(フシグロまで)
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㈱アコースティックデザインシステム 試聴室
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コメント
すばらしい企画、ありがとうございます。
ただ誠に残念ながら今回は予定があり、参加できません。
是非別の期日にもう一度開催してください。
それではご盛会を祈っています。
投稿: | 2013年12月13日 (金) 16時15分