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2013年5月23日 (木)

防音工事をすると音が良くなる?その2

オーディオルームにスピーカーから放射された音はリスニング側からは、直接届く『直接音』と反射したり反射をくりかえしたして合成された『間接音』や『残響音』とを聴取することになります。

リスナーは『直接音』を主体的に聞いていると思いがちですが、実は『間接音』をかなりの比率で聞いていることになり、それが部屋の違いによる音の違いなのである。
プロオーディオの世界では部屋ごとに音が違うということは常識であり、如何にその要素を勘案しながら、ミキシングしたりマスタリングするモニター作業をすることがその人のプロとしての実力になるということが言われている。
間接音は反射音である。反射音は入射音と同じであることはないし、小さくなった相似形音でもない。別の生成された信号音・付帯音が付加されるのである。
付帯音は入射・反射をもたらす面・・・・壁・天井・床面が入射エネルギーで発生します。
それなら・・・・付帯音を少なくすることが良いことだ・・・・・・・となれば、
面材は重い方が良い(運動力学・質量則)ということになります。
壁をてで叩いてみるとすぐにわかります。(……実はこのことは実に多くの音響的要素を含んでますが・・・・・)

Photo

結論を急げば
防音工事の性能UPは基本的に重いもので構成しなければならない(遮音公式1)・・・・すなわち振動しにくくする・・・・・・・・・・反射音に付帯音が乗りにくい・・・・・・音が良い・・・・・ということになります。
現代の住宅環境は実に軽いものでできており、叩けば音が出やすい面材(自然素材でない新建材)に囲われている・・・・・すなわちそのような音(・・・・・小さい音ですが)を同時に聞いていることになるのです。
したがってオーディオ機器で再生する再生音は、部屋の反射音ひずみの大小に大きく作用されることになります。ハイレベルオーディオの世界を目指すならば其処がボトルネックになってしまうのです。
でも逆にそうでなくとんでもなく悪くなることもあります・・・、次回・・・・。

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