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2013年4月25日 (木)

2階のオーディオルーム・有利?不利? その2

不利である・どちらとも言えない・・・・・・・

2階が重くなり耐震的に不利であるが、構造設計的カバーは容易である。

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防音工事の基本の一つは綿密度の高い材料(・…重い材料・・・・)で床・壁・天井を構成するということである。

したがって2階に重い材料というのは力学的に不利であることは否めないが、その重量が度を超えない限り、下階の間取りを含めた構造計画・増加荷重を計算に入れた適切な構造設計ならば問題になることはない。
ちなみに防音工事による重量増加は約3000キログラム・・・・・・3トン…である。
・・・・ぎょっとされるかもしれませんが、建築ではそれほど大きな数字ではないのです。
ちなみに部屋に持ち込まれる家具什器・人間などの荷重を積載荷重というが、1平米あたり180キロが住宅における基準と建築基準法で定められている。
そうして計算するとこの部屋の場合は4トン強の荷重を想定して設計するというのが常識なのである。
でも屋根材が軽い方が有利なのは大地震が現実味を帯びだした昨今であればなおさらなこと言うまでもないことだが・・・・・。
閑話休題・・・・。

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2013年4月16日 (火)

2階のオーディオルーム・有利?不利? その1

O_7 防音工事・音響工事は1階が有利?2階が有利?

有利である・・・・・・・・天井が工夫次第で高くできる。

Kさんのオーディオルームは2階である。
住宅設計というのは複雑な要素をうまく有機的に解決・デザインするのが設計者の醍醐味である。本例の場合は住宅の設計は仰せつかってないので何とも言えないが、想像するに敷地および近隣建物の関係で、明るい2階に通常生活スペースをもってくるというプライオリティがあったのではないかと思われる。
当然オーディオルームはKさんにとっては生活そのものであるから、2階リビングルームと隣接した位置関係になるのは当然のことだったらしい。
オーディオ専用部屋が20畳以上もあったマンションからの転居なのだが、戸建て新築住宅では、他の関係で14畳しか広さは確保できなかったが、その代わり屋根勾配なりに高い天井をあえて設計。
一番高いところで3.65mある。
天井裏まで部屋に取り込む設計は工夫次第で設計可能である。
圧迫感・閉塞感とは無縁の空間になったという次第・・・・。

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2013年4月 8日 (月)

甦るオーディオ空間その1

ちょっと気恥ずかしいぐらいのハッタリタイトルです。

長年小空間音響工事にたずさわっていると、この楽器が・・・、このSPが・・・・こんなに『鳴る』とは思わなかった・・・・という喜びの声は幾度もなく経験してるのだが・・・・。
 多くの音響工事は日本の建築事情故か、防音工事が一義的な動機となるケースがほとんどだから・…あまり期待してなかったことが望外の感激に変わったのである。
防音工事性能チェックを終えて完成引き渡しとなるのだが、しばらくして(引っ越してきたり、楽器や機材の移動設置期間)何かのやりとりの話のなかに、思わぬ感謝の話が飛び込んでくるのである。
もちろんある程度予測しているので驚きはしないのだが、ニヤリ・・・・・・・内心すごくうれしいし、『音の違いの分かる』同類項の人間としてすごく親近感を感じてしまうのである。
最近いただいたメール
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・・・・・・・・
BOSTON ACOUSTICS   Lynnfield 400L (US)
Rogers LS3/5a (UK)
ONKYO Scepter2002 (JPN)
の3ヵ国3組のスピーカーを切り替えて鳴らせるようにセットしてあります。
RogersとONKYOは旧宅では全くと言っていいほど鳴らず、何年もお蔵入りになっていましたが、
新居では嘘のように朗々と鳴り始めました。
早まって手放さなくて良かったと胸をなでおろしております。
 
このようなことはオーディオルームに限ったことではないので、すこしづつ紹介しながらその根本原理を考えてゆきます。

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